朝・晩使用する化粧水・・・
どのくらいの量をお使いですか?
多くの女性は、「化粧水はたっぷり使った方がうるおうから…」と長時間パッティングしたり、低価格帯の化粧水でのローションパックを20分以上される方がいらっしゃいます。
でもその行為が逆に乾燥を引き起こす引き金になったりする可能性もあるのです。
というのも、一般的な化粧品は「角質層」までしか浸透しません。そして、角質層で浸透しずに余ってしまった成分は蒸発してしまいます。
多くの女性は、化粧品は肌の奥の方にまで浸透してるイメージを持たれていると思います。
しかし実際は、肌の奥のほうまでは浸透していきません。
肌のいちばん外側にある、0.02㎜のラップほどの薄さの『角質層』の中には、古くなった角質細胞が積み重なって
おり、そのすき間を「水分」と「細胞間脂質」が埋めていて、異物の侵入や外的刺激からお肌を守っています。
これが『肌バリア』で、一般的な化粧品が浸透できるのは、実はここまでなんです。
そのため、化粧水の適量は・・・
〝500円玉大″で十分ということです。
ただし、各メーカーの推奨量があるため、化粧水を使用される時は必ず化粧品パッケージに記載されている使用量を守っていただきたいです。
高価格帯の化粧水だから・・・と使用量を少なくしたり、低価格帯の化粧水だから惜しみなくバシャバシャ使用し、ローションパックを長時間行うといった行為は効果的な保湿効果が得られないため避けるようにしましょう。
そして、洗顔後はなるべく早く化粧水でのお手入れを行い、乳液やクリームでの保湿ケアを行うようにしましょう。
とくに、入浴後は気を付けていただく必要があります。
入浴後のお肌は、入浴前よりも『過乾燥』の状態になります。
お風呂から出てタオルドライした後は、肌の温度も高く湿度が一気に下がるため、お肌が乾燥し始めます。 入浴後20~30分で入浴前よりお肌が乾いた状態になりますので注意しながら、夜のお肌ケアをしていただくことをおすすめいたします。