思春期ニキビとは違い、大人ニキビとは同じ個所に繰り返しでき、Uゾーンに出やすいニキビです。
過剰な皮脂分泌やホルモンバランスの変化が主な原因でできる思春期ニキビとは違い、不規則な生活、食生活、乾燥によるターンオーバーの乱れ・・・などが原因でできる大人ニキビはお手入れに気をつけていただく必要があります。
思春期ニキビのケア方法とは全く違うケアをします。
肌の水分・油分のバランスが乱れて、お肌のバリア機能が低下してしまっている大人ニキビのお手入れポイントはいくつかありますが、まず1つ目はやさしい洗顔料を使用すること。
さっぱりした洗いあがりの洗顔料を選択したくなりますが、乾燥による大人ニキビにはさっぱりタイプは不向きとなります。
アミノ酸系の優しい洗顔料でやさしく洗うことや、その後の適切な保湿ケアが大切です。
ご自分のお肌の状態に合わせた優しい洗顔料を使用していただければよいかと思います。
次に、殺菌剤が配合されているようなアイテムはあまり使用されない方が良いです。
ニキビ対策の化粧品には、殺菌剤が配合されているものが多いですが、お肌の水分・油分のバランスが乱れてお肌のバリア機能が低下しているようなお肌には、強すぎてお肌にダメージを与えてしまいます。
肌トラブルの悪化につながりますので、化粧品を選ぶ時は殺菌剤配合のものかどうかを確認するようにしましょう。
そして、最後に大切なポイントは・・・
保湿ケアです!!
乾燥が原因でできてしまう大人ニキビには、きちんとした保湿ケアが重要。
水分・油分バランスをきちんと整え、ターンオーバーの正常化をするために、化粧水でしっかり潤いを与え、お肌がなめらかに整った上に乳液やクリームできちんと油分の膜をつくってあげる…という基本ケアを怠らないこと。
毎日丁寧にこのベーシックケアを行ったうえで、皮脂などの油分が酸化しないように、フラーレンやアスタキサンチンなどの抗酸化成分が配合されたアイテムを使用されるとより効果的です。 毎日お肌のお手入れをする際に、鏡でお肌の状態をよく観察しご自分に合った化粧品を選択するようにしましょう。