ザクロと言えば、古くから「女性の果実」と呼ばれ「クレオパトラや楊貴妃が食べていた」、「アンチエイジングフルーツ」「秋の宝石」などと呼ばれています。
現在2021年では、ザクロジュースやザクロシロップなど様々なドリンクや商品が並び身近な果物です。ザクロく、昔から美容や栄養に良いとされ愛されてきました。そこで今回は、ザクロの栄養や魅力についてご紹介します。
ザクロはミソハギ科ザクロ属の植物です。学名はPunica granatum 、英名はpomegranateです。原産地はイラン、アフガニスタン付近やトルコや西南アジアという説や、南ヨーロッパや北アフリカという説もあると考えられています。
ギリシャ神話にも登場するほどザクロの歴史は古く、5000年以上前から栽培されていたと言われています。紀元前2500年のエジプトのレリーフにも描かれていました。果皮は赤く、先端が尖っていて熟すと自然と裂ける特徴があります。春に花が咲き、秋に実が成ります。一つの実が熟すと、中に種皮に包まれた種と果実の中に果汁の入った種子がたくさん入っています。
子沢山、子孫繁栄の象徴とされてきました。日本には10~11世紀ごろに中国から渡来したと言われています。
あらゆる美肌効果をもつビタミンが含まれています。ビタミンB1やビタミンB2、ビタミンC、ナイアシンなどのビタミン類やカリウム、グルタミン酸やアスパラギン酸などのアミノ酸が数多く含まれています。シミ、しわ、ニキビなどの改善・予防効果が期待できます。
コラーゲンの生成を促し、肌のキメを整える効果も。
ポリフェノールの一種で抗酸化作用があるアントシアニン/タンニン。紫外線を浴びることで発生する活性酸素の増加を抑え、しわやたるみの予防を期待できます。
ラズベリーやいちごにも含まれる天然のポリフェノールの一種で抗酸化作用があります。紫外線を浴びることで活発になるメラニン色素の生成を抑制し、シミに対する予防が期待できます。 強い抗酸化作用を持ち、ガンを抑制する効果、糖尿病を予防する効果、炎症を抑える効果アンチエイジング効果が期待されています。
特に種子には女性ホルモンと似た働きをするエストラジオールやエストロンというエストロゲンが含まれています。不妊症・更年期障害・生理不順・貧血・骨粗しょう症の改善や予防が期待できます。
古くから歴史があり美容効果が高いと愛され続けているザクロ。中々食べることがないという方も少なくはなかったのではないでしょうか。ザクロは、見た目の美しさはもちろんのこと、ポリフェノールやビタミンが豊富で栄養素バッチリなんです。
そのままフルーツとして食べてお料理のアクセントにも合うこと街がありません。ぜひこの記事を参考にザクロを取り入れて綺麗になってみてくださいね。